2013年11月22日
久米島出身の画家、當原昌松の作品、好評展示中!
今年は久米島出身の画家、當原昌松の生誕110周年にあたります。
當原昌松(1903~1936)は久米島の字山里に生まれ、沖縄師範学校を卒業した後、東京美術学校(現東京芸術大学)へ入学しました。卒業後は美術教師として教壇に立ちながら制作活動を続けていました。昭和11年には、一流芸術家の登龍門、第11回国画会(国展)への入選をはたします。しかし、これからという矢先の同年12月、33歳という若さで突然この世を去りました。
将来を嘱望された若い画家の突然の死は、周囲を深い悲しみに沈めましたが、その後も作品はご家族の手により大切に保管されてきました。
平成18年に、東京在住のご遺族から当館へ作品(入選作「このしろ船」他2点)が寄託されました。寄託には、甥の本永栄一氏の仲介により、またご遺族のご厚意と沖縄県立博物館・美術館のご協力により実現したのですが、若くして世を去った画家の故郷を思う見えざる力が働いたのではないかと思わずにいられません。なお、作品は、その芸術性を高く評価され、沖縄県立博物館・美術館にも寄贈され展示されていま す。
今月いっぱいロビーにて展示いたしておりますので、ぜひご覧いただければと思います。もちろん見学は無料です。

當原昌松(1903~1936)は久米島の字山里に生まれ、沖縄師範学校を卒業した後、東京美術学校(現東京芸術大学)へ入学しました。卒業後は美術教師として教壇に立ちながら制作活動を続けていました。昭和11年には、一流芸術家の登龍門、第11回国画会(国展)への入選をはたします。しかし、これからという矢先の同年12月、33歳という若さで突然この世を去りました。
将来を嘱望された若い画家の突然の死は、周囲を深い悲しみに沈めましたが、その後も作品はご家族の手により大切に保管されてきました。
平成18年に、東京在住のご遺族から当館へ作品(入選作「このしろ船」他2点)が寄託されました。寄託には、甥の本永栄一氏の仲介により、またご遺族のご厚意と沖縄県立博物館・美術館のご協力により実現したのですが、若くして世を去った画家の故郷を思う見えざる力が働いたのではないかと思わずにいられません。なお、作品は、その芸術性を高く評価され、沖縄県立博物館・美術館にも寄贈され展示されていま す。
今月いっぱいロビーにて展示いたしておりますので、ぜひご覧いただければと思います。もちろん見学は無料です。

Posted by 久米島博物館 at 12:28
│展示会のお知らせ